運転免許


今朝起き掛けにテレビニュースを何気にみてたら、アメリカで76歳のおばあさんの運転する車が、コンビニに突っ込む瞬間の防犯カメラによる映像を流していた。けが人は無かったようだし、特に事故の原因も放送していなかったような気がする。

そういやブログネタになりそうなこの手の記事を見たなーと思って探したら、もう2週間前の記事だった。時間の過ぎるのは早いなー。ブログの更新も滞るはずだわw


認知症で運転免許証を持つ患者83人のうち4割が、接触や追突などの交通事故を起こしていた――。こんな結果が高知大医学部の上村直人・講師(精神医学)らの研究でわかった。1日、東京都内で開かれた日本老年精神医学会で発表された。
http://www.asahi.com/life/update/0701/009.html?ref=rss


詳細な発表内容を見てないので、認知症と事故の因果関係が有効に示された発表だったかどうかは分からない。でも、記事からすると、折角道交法を改正して「運転に支障がある認知症の人は公安委員会が免許を取り消すことができる」法律を作っても、運転に支障があるかどうかの判断基準が無くてうまくワークしていないようだ。認知症が本当に事故の原因になってるんなら、記事にある判断能力を検査するシステムをなるべく早く導入して欲しいと思う。

でもどうせこの手の判断能力テストを導入するなら、高齢者だけじゃなくて全ての人に導入したらどうだろう?その方が「年齢差別」にならなくて良いだろう。でも、若年者でこのテストに引っかかる人が沢山でたりしてw

あ、…wadjaも引っかかったらどうしよう?

日本でも住む場所によっては、認知症を理由に運転免許を取り上げたら、生活に支障が生じる人も出るかもしれない。それはそれで、行政で対応してもらう必要はあると思うけど、アメリカの場合だとこの問題はもっと深刻。日本以上に年をとっても子どもの世話にならない高齢者は多いし、車無しでは生活できない場所も日本よりはるかに多い。だから高齢者の免許保持を制限するどころか、州によっては高齢者の免許更新を出頭せずに手続きさせるなど便宜を図っているところもある。でも、高齢者の引き起こす交通事故は社会問題になっていて、こんなジョークもあったりする。


--- I've sure gotten old! I've had two bypass surgeries, a hip replacement, new knees. Fought prostate cancer and diabetes. I'm half blind, can't hear anything quieter than a jet engine, take 40 different medications that make me dizzy, winded, and subject to blackouts. Have bouts with dementia. Have poor circulation; hardly feel my hands and feet anymore. Can't remember if I'm 85 or 92. Have lost all my friends. But, thank God, I still have my driver's license.


アメリカでは、本当にこんな人が古いキャでラックを運転してたりする。