医院の選択


NATROMさんのブログに患者さんの転院が話題に取り上げられていたので想い出した。1ヶ月以上もブログをさぼってたので、書いておこうw

最近は、ポイントカードやら会員証やら、普段持ち歩く財布に入りきらないほどカード類がたくさんある。あまりに数が増えたので、wadjaの家にはそういったカード類を一まとめにするポーチがある。実はこのポーチの中で一番の枚数を占めるのが、医院の診察券。

wadjaの家族は概ね健康なので、診察券の殆どは内科、眼科、歯科など町の医院のもの。診てくれるお医者さんに失礼だし、初診料も馬鹿にならないから、なんでこんなに医者をかえるのか彼女に聞いてみた。

「だって、信用できない先生多いねんもん。」

おい、どうやって信用できるかどうか判断するんだ?

もちろん彼女が医療知識で、お医者さんを判断できるわけはない。単にお医者さんの外見や話し振り、第一印象で判断しているだけ。そりゃあ確かに言われてみると、言葉の端々に「こいつ本当に医者かよ」って思わせる先生が居ない訳じゃない。でも素人よりは知識があると思うぞ。

お医者さんによっても治療経験や判断に差があるのは事実だろう。だから大きな病気でセカンド・オピニオンってのなら分かる。しかし難しい病気はともかく、もう少しお医者さん信用してもいいんでないか?子供の虫歯の治療で、歯科3軒はやりすぎやろ。

しかしである。彼女の猜疑心が役に立ったことも有る。彼女自身が目の変調を訴え眼科に通った時期があった。最初の眼科では特に異常は発見されなかったが、彼女自身納得がいかず眼科を渡り歩いた。そうすると、なんと4軒目で軽い網膜はく離と診断され、即日レーザー手術とあいなった。手術をしてくれた先生曰く「もう少し進行して、視野に影響が出始めるくらいじゃないと、眼底検査だけじゃ見た目には分かり難いんですよね」ですと。

うーむ。おそるべし、女の勘!